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ドイツベレック社

ドイツベレック社製金属材料分析装置ラインアップ

新着情報コンパクトポータブルタイプ発光分光分析装置
belec DE-TECT
  • アルゴンフラッシュタイプ分光器を採用
  • フラットフィールドCCD検出器を搭載
  • MCDC( Multimatrix Channnel Drift Correction ) システムの採用
  • リキャブレーション( 再校正 )の頻度を飛躍的に低減
  • 暖気時間のカットを実現
  • メンテナンスフリー
  • ランニングコストの低減
  • 標準で炭素( C )、リン( P )、硫黄( S )、鉛( Pb )、スズ( Sn )の分析も可能
  • より小型でより低価格な発光分光分析装
低価格・コンパクトなウルトラコンパクトタイプ金属材料分析装置
belec OPTRON
 
  • アルゴンフラッシュタイプ分光器を採用
  • 分光光学系のために開発された最先端技術による検出器を搭載
  • MCDC( Multimatrix Channnel Drift Correction ) システムの採用
  • リキャブレーション( 再校正 )の頻度を飛躍的に低減
  • 暖気時間のカットを実現
  • メンテナンスフリー
  • ランニングコストの低減
  • 標準で炭素( C )、リン( P )、硫黄( S )、鉛( Pb )、スズ( Sn )の分析も可能
  • マルチベースアプリケーションにも最適
  • より小型でより低価格な発光分光分析装

専用カートに搭載し移動が可能なハイブリッドポータブルタイプ金属材料分析装置
belec compact port-HLC


最新型ハイブリッドポータブルタイプ金属材料分析装置 belec compact port-HLC
  • ポータブルタイプでは世界で唯一ハイブリッド分光光学系システムを搭載した最新の第 6 世代分光光学系システム 6GSO System ( 6th Generation Spectrometer Optic System ) を採用した、小型・ポータブルタイプの発光分光分析装置
  • 専用カートで移動が可能な可搬型(建設現場、スクラップヤード、プラント現地等)
  • 温度安定型分光器の採用により温度変化の影響を受けず高精度で安定した分析が可能
  • 材料の受入検査・異材判別・異材混入防止(ミックスアップテスト)
  • プラント配管などの現地材料確認試験( PMI検査 ・ PMI 試験)
  • 石油精製関連設備向けなどに使用されるバルブやポンプの合金成分分析試験( PAMI検査 ・ PAMI試験 )
  • オプションのバッテリーシステムや小型発電機を使用することで、AC電源のない場所でも分析が可能
  • 新開発のアルゴンUVプローブを使用することで、カーボンはもちろん、リン、硫黄、ボロン、砒素まで分析可能。(検出限界:C 0.003%、P 0.005%、S 0.005%、B0.0005%)また窒素光学系オプションを使用することで、デュープレックススチールの分析に不可欠な窒素も0.05%の検出限界にて分析が可能

メンテナンスフリー設計を実現した高性能デスクトップタイプ金属材料分析装置
belec IN-SPECT

  • 最新の第7世代分光光学系システムを搭載
  • 最新の分光光学系システムのために新たに開発された最先端技術による検出器を搭載                  
  • アルゴンフラッシング分光器と大気分光器のデュアル分光器を搭載することにより、分析を行うときのみアルゴンガスを使用するためフィルター類の交換が不要
  • メンテナンスフリー設計
  • 標準でカーボン( C )、リン( P )、硫黄( S )の分析が可能       (検出限界:C 0.001% P 0.001% S 0.001%)
  • オプションの真空分光器を搭載することにより窒素( N )も分析可能  (検出限界0.002%)
  • MCDC(Multi Channnel Drift Correction)システムの採用により、リキャリブレーション(再校正)の頻度を極端に低減することを実現
  • マルチベースアプリケーションに最適
  • 品質管理 ・ 品質保証炉前分析 ・ 工程管理
  • 材料の受入検査・異材判別( ミックスアップテスト )

拡張性に優れたユニークな据置型の高性能タイプ金属材料分析装置
belec vario lab

  • フレキシブルな拡張性をもった高性能タイプ
  • 低価格と高性能を併せ持ったCCD搭載タイプと高感度フォトマルチプライヤー搭載の高性能タイプの2機種をラインアップ
  • スパークスタンドとプローブの両方を同時に装着可能
  • 温度安定型分光器の採用により温度変化の影響を受けず高精度で安定した分析が可能
  • 炭素( C )リン( P )硫黄( S )は当然のこと、真空オプションを追加することで窒素( N )の分析も可能  
  • 最大 3 台の分光器を搭載可能なため、最大 128 チャンネル対応 ( マルチベースアプリケーションに )  
  • Windows10 ベースの、扱いやすい belec win21 ソフトウェア 
  • 材料の受入検査 異材判別 ( ミックスアップテス ト)   
  • 品質管理 ・ 品質保証・炉前分析 ・ 工程管理  
  • 鉄( 低合金鋼 ・ 合金鋼 ・ ステンレス鋼 )、鋳鉄、鋳鋼、ニッケル合金、銅合金、アルミ合金、チタン合金、コバルト合金、マグネシウム合金、鉛合金、亜鉛合金、スズ合金( ハンダ )等の合金に含有される元素を短時間で発光分光分析
  • 品質管理、工程管理、製品や材料の受入れ時の品質検査! 金属のグレード評価! 鋼種判別! 異材判別! PMI 試験!
  • 固体発光分析により、短時間で未知サンプルを分析。
  • 様々な形状の金属サンプルを発光分光分析。
  • 高感度フォトマルチプライヤーと温度安定型分光器は高精度な発光分光分析を可能にします。

ドイツベレック社製金属材料分析装置の製品情報

   ドイツ ベレック社製金属材料分析装置は、スパーク放電による固体発光分光分析装置です。従来のスパーク放電発光分光分析装置は一般にカントバックなどと呼ばれていますが、大型で据置式のため分析したい材料を切り出し、定型のサンプルを作成した上で分析を行わなければなりませんでした。また価格も高いものがほとんどでした。ベレック社ではサンプルの切り出しなしに現場での金属材料の成分分析や、定量分析、異材判別、鋼種判定・鋼種判別、化学プラントや構造物などに使用される配管部品や溶接材などがミルシートに記載された化学成分と相違ないかを確認する現地材料確認試験(*PMI検査・PMI試験)、石油精製関連設備向けなどに使用されるバルブやポンプの材質が規定された材料と相違ないかを出荷前に検査する合金成分分析試験(*PAMI検査・PAMI試験)などオンサイトでの定量分析を可能にした専用カートに搭載して移動が可能な可搬型で、最新の第6世代分光光学系システムを採用したハイブリッドポータブルタイプ金属材料分析装置 belec compact port-HLCや、最新の第7世代分光光学系システムを採用した低価格・コンパクトでありながら大型機並みの性能を備え最新のメンテナンスフリー設計の最新型デスクトップタイプ金属材料分析装置 belec IN-SPECT、低価格・ウルトラコンパクトタイプ金属材料分析装置 OPTRON、スパークスタンドとプローブを同時に装着可能な拡張性に優れたユニークな据置型の高性能金属材料分析装置 belec vario labを取り揃えております。スパーク放電による発光分光分析は、材料の受入検査製品の出荷検査・立会い試験鋼種判定・鋼種判別異材判別、プラント等の非破壊検査現地材料確認試験(*PMI検査・PMI試験)合金成分分析試験(*PAMI検査・PAMI試験)定性・定量分析、金属リサイクルのための分別、同定、等に最適です。ベレック社製金属材料分析装置は、スパーク放電発光分光分析法を用い金属中の多元素成分を同時に迅速に分析・判別します。

*PMI(ピーエムアイ)検査、PMI(ピーエムアイ)試験 
   : Positive Material Identification


*PAMI(パーミ)検査、PAMI(パーミ)試験      
  : Positive Alloy Material Identification

 

スパーク放電発光分光分析法 ( Optical Emission Spectroscopy : OES )

 原子にスパーク放電アーク放電などによりエネルギーを与えると、殻外電子が通常のエネルギー準位からそれより高い準位に上がります。これを励起と呼びます。この励起状態は不安定な状態のためエネルギーを与えることをやめると、再び通常のエネルギー準位に戻ろうとします。この時に、スペクトル線(光)を放射します。これを発光と呼びます。この発光のスペクトルは原子に固有の波長を示します。つまり、元素ごとに決まった波長の光になります。これを輝線スペクトルといいます。この光を回折格子(グレーティング)などを用いた分光器で分光し、それをフォトマルチプライヤーなどの検出器で検出すると、その試料に含まれる元素が特定できます。これを定性分析と呼びます。また、あらかじめ各元素の含有量のわかっている試料を測定しその含有量に対する発光強度を求めておきます。これを検量線と呼びます。これにより未知の試料を測定し、その発光強度をあらかじめ測定しておいた検量線データと比較するとその試料に含まれる元素の種類と含有量がわかります。これを定量分析とよびます。金属などの試料は固体のままで放電して励起でき、多数の元素が同時に測定できます。このため固体発光分光分析などとも呼ばれます。スパーク放電発光分光分析装置は一般にカントバックと呼ばれ短時間に多元素を同時に分析できますので、鉄鋼関連はもちろんのことアルミ合金、銅合金、亜鉛合金などの製造工程での工程管理や製品の品質管理受け入れ検査などに広く一般的に使用されています。

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